ムラキチ達は、そういえばペルーに来てから、
お腹があまり空かないのに気が付く。
目は食べたいんだけれども、胃袋が押されているというか、
圧迫感があるので、思ったより食べられない。
それもこれも高地にいるためなのか?何なのか?
とにかくお昼ご飯も食べずに旅を進めることにした。しばらくすると
エレーネさんの車はクスコとオリャンタイタンボの街の中間
Lamayラマイという田舎に差し掛かかった。
こんな感じのかわいらしいコの
モニュメントが立ち並ぶ通りに来た。
ゆるキャラ的で「かわいい~!」
と、ムラキチ&アヲは写真を撮る。
エレーネさんがもっと良く写真が撮れるように
モニュメントのある方にゆっくりと車を近づける。
すると!!串に刺した「何か」を持ったおばちゃんが、
車に向かってわーわー叫びながらやって来た。
「え?ナニゴト??」と、車の窓越しで
良~く耳をすませたら「クイはいらんかね~?」
と言っているのだった。
あっ!!これはかの有名なペルーの伝統料理
Cuy al harnoクイ・オル・アルノではないか!!
クイというコロンビア、ボリビア、アルゼンチンなど
南米に生息する「テンジクネズミ」という動物の
お腹に、ハーブをたっぷり詰めて1時間ほどじっくり
丸焼きにしたもので、
魚介類などが手に入らない山岳地帯においては、
貴重なたんぱく源・ご馳走なのだそう。
そしてここラマイは、美味しいCuyeriaクジェリア
(クイ屋さん)が立ち並ぶストリートだったのだ!!
舗装もされていない30mくらいの道の左右どれもこれもみんな
このクジェリアらしい。今晩の夕飯用に持ち帰れるか聞いたら、エレーネさんが
「Comer aquí? コメル・アキ?(ここで食べる?)」と聞いてきた
「¿Cuánto cuesuta? クアント・クエスタ?(いくらですか?)」とムラキチが聞くと
「Setenta!!Setenta!! セテンタ!(70ソル!=約2940円)」とおばちゃんが、
おいでおいでの手招きをする。3人ともお腹が空いていなかったのに、
この北京ダックのような美味しそうなビジュアルと、香ばしい香りに誘われて、
急に食欲がわいてきた。それにムラキチがクスコ市内で食べようと思っていた
クイの値段より安いじゃあないか!!
クスコのレストランでは注文してから焼き上げるので、時間がかかると聞いていたが、
ここならもう、焼き立てが食べられる!!
「30 minutos OK!!」30分くらいならここで食べられるからと、
エレーネさんは店の前にきちんと車を止めた。
おばちゃんはもう串を持って、どんどん店の奥へ入っていった。
ムラキチ達も続いて中に入ると、近くの大きなテーブルに案内された。
他のお客さんはたぶんペルー人・現地の人たちだ。
完全にアウェイの雰囲気。みんなジロジロこちらの様子をうかがっている。
「comer conmigo!! コメル・コンミゴ! (食べる、一緒に!)」
入り口でもじもじしていたエレーネさんを誘うと、嬉しそうに同じテーブルに着いた。
「beber cerveza べベール・セルベッサ (ビール、飲む)」
ムラキチがウエイターに飲むジェスチャーをすると
何種類かビールの種類を言われたので、Negroネグロ(黒ビール)にしてみた。
Cusqeña クスケーニャというクスコのビール。
ペルーではどこにでも見かける超定番のビール。
その中でも黒は甘くて、カラメルのような味わい
この紙ナプキンが入っていた陶器製の
かわいらしいカップにビールを注ぐんだって!
雰囲気ある~!!10ソル=約420円
そして付け合わせのじゃがいもに紛れ、
ひとつ何かコロッケのようなものを発見。
中を割ってみると、大きいピーマンみたいなものに
にんじん・玉ねぎ。。いろいろ入ってる。
食べてみると
か、辛い!!
「Picante!Picante!!ピカンテ!(辛い!)」
慌ててチチャを飲んだ。そしてむせる。
エレーネさんも向こう側に座っている現地のお客さんも笑っている。
あ~美味しいものを食べられて幸せ♪
ご馳走様でした~
最後チップもあわせてお会計したら、ちゃんとおつりが返ってきちゃった!
「Gracias!Adiós! グラシアス!アディオス!(ありがとう!さようなら!)
みんなに手を振ったら、現地のお客さんも大きく手を振り返してくれた。
いいな、ペルー。みんな優しい。
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